概要
Blocknet(ブロックネット)は、異なるブロックチェーン上のノード間を通信可能にするP2Pプロトコルです。
これはオープンソースプロジェクトで開発されています。
特徴
名称 | BLOCK |
---|---|
発行日 | 2014年10月 |
供給量 | 3,910,516 |
分散合意 アルゴリズム | Proof of Stake |
国内取扱 取引所 | なし |
分散合意アルゴリズム
Blocknetの分散合意メカニズムは、Proof of Stakeです。
またブロック生成時間は、1分に設定されています。
国内取扱取引所
Blocknetについては、国内仮想通貨取引所で購入することはできません。
Bittrex
国内では、取扱がないので海外取引所で購入する必要があります。
Bittrexは、数多くのアルトコインを扱う世界最大級の仮想通貨取引所です。
トピックス
Blocknetについて、より詳しくみていきましょう。
Blocknetとは
Blocknetは、マルチブロックチェーンサービスを配信することを可能にします。
相互運用可能
ブロックチェーンは、それぞれが個別に成立しています。
ブロックチェーン間の相互運用性がなければ、インターネットから切断されたLANと変わりません。
共有空間に存在する必要があり、Blocknetはそれぞれを繋ぐことができます。
モジュール式
ブロックチェーンデータは永久的ですが、ほとんどのデータは関連性がなくなったり、役に立たなくなります。
テラバイトのデータに縛られることを避けるために、異なるブロックチェーンに異なるタイプのデータを保存し、残りのデータに影響を与えずにアーカイブ、破棄、または置換することができます。
Blocknetは、ブロックチェーン設計にマイクロサービスアプローチを採用しています。
XBridgeとは
Blocknetでは、XBridgeの開発が進められています。XBridgeは、ブロックチェーンが相互運用性、モバイル性、モジュラー性になることを可能にするものです。
ノード間通信や、デジタルトークンの分散型交換はテスト中です。
これが完了すると、分散型アプリケーションの迅速かつ大幅に簡略化された開発が可能になります。
サポートしている通貨
Blocknetでは、複数のコインをサポートしています。
以下は、テスト及びサポートされたコインのリストです。
- Bitcoin(BTC)
- Bitcoin Cash(BCH)
- Blocknet(BLOCK)
- Dash(DASH)
- Decred(DCR)
- Digibyte(DGB)
- Dogecoin(DOGE)
- Dynamic(DYN)
- GameCredits (LEC)
- Litecoin(LTC)
- Monacoin(MONA)
- Monetary Unit(MUE)
- Namecoin(NMC)
- NavCoin(NAV)
- Particl(PART)
- Peercoin(PPC)
- ViaCoin(VIA)
- Ventinin(VAT)
オープンソースプロジェクトなので、誰に許可を得る必要もありません。
またEthereum(ETH)やERC20トークンなどもサポートしているようです。
公式情報
ホワイトペーパー
Forum
Blocknetの可能性
ブロックチェーン同士を繋ぐミドルウェアは、すでに幾つかプロジェクトが動き出しています。
Blocknetは、その中でもすでに数年以上開発されている老舗プロジェクトです。オープンソースプロジェクトなので、コミュニティの活発性が大切です。
今のところはリサーチするに、活発に開発されているようです。