ブロックチェーンのデータは将来重くならないのか

ビットコインにおけるブロックチェーンは、過去取引全てについて鎖のように繋げることが不正に対処しています。

なぜブロックチェーン技術で不正ができないのか
通常電子データというものは、簡単に書き換えることができるということがメリットでもあります。ただ逆に、電子データを書き換えることができないようにするにはどうすればよいでしょうか。しかも銀行のようにデータベースを誰かが管理するわけでもなく、非中央集権的な管理で実現するためにはどうすればよいでしょうか。

初めてビットコインが取引されてから、全ての取引が記録されていますがデータ量的に問題はないのでしょうか。その辺りについて書いてみたいと思います。

スポンサーリンク

ブロックサイズ

  • 1ブロック最大1MB
  • ブロックは約10分毎に一つ生成

ビットコインのブロックチェーンサイズは、上限が1MBに制限されています。ブロックの生成は、約10分毎に一度行われますが上限サイズが決まっているので、1時間に6MB、1日で144MBになり、1年でも52,560MB程度にしかなりません。

#1時間のブロックサイズ
1MB X 6 = 6MB

#1日のブロックサイズ
6MB X 24h = 144MB 

#1年のブロックサイズ
144MB X 365d = 52,560MB

#10年のブロックサイズ
52,560MB X 10y = 525.60GB

10年でも、526GB程度のデータ量なので、ハードウェアの進歩を想定すれば問題になるほどのデータ量ではなさそうです。ビットコインの取引量が増えたとしても、データサイズが要因で動作が重くなったり不具合が起きるといったことはなさそうです。それよりも、問題になりそうなのがスケーラビリティについての問題です。

スケーラビリティについて

新しいブロックが作られるのは、10分に一度でその情報量は最大1MBなので、必然的に一度に処理できる取引数は限られてしまいます。理論値での最大処理数は、7件/秒だと言われており、ビットコインの利用が今後広がりより多くの人が使用することになると、7件/秒の処理能力では足りなくなり未処理の取引が大量に発生し、やりとりの遅延が発生することが想像できます。

まだこれに対しての解決策は、模索されているところです。どのような案が出るにしろ、ネット上に散在する多くのマイナー達の合意を得なければシステムを変更することはできません。ビットコインの非中央集権的なシステムが逆に障壁となっているという状況です。そのような状況なので、ビットコインでは対応できないと、他のアルトコインがどんどん出てきているというのが2017年の状況ではないでしょうか。

おわりに

スケーラビリティについての問題が解決しなければ、ビットコインの発展は望めません。何かしたら今後対策は取られるはずですが、引き続き動向に注目していこうと思います。

スポンサーリンク