Facebook CEOマークザッカーバーグが自身のFacebook上に今年1年の計画を投稿しました。
新年の豊富を語る
その中の一節で、彼は「暗号技術と仮想通貨」の使用、中央集権的なシステムからの脱却に言及しました。
ザッカーバーグ氏は、中央集権型と分散型はテクノロジーカンパニーにとっておそらく最も重要なものであり、課題であると考えています。
今回の声明の前に、彼は自社が直面している課題に目を向けました。
彼は、2009年のリーマンショック時に自分がどのような挑戦をしていたかを綴りました。
その時Facebookはまだ利益を出しておらず、彼は「大変な1年だった。私は毎日思い出している。」とコメントしています。
Facebookは、2004年にハーバード在学中のザッカーバーグ氏によって立ち上げられ、瞬く間に人気になり数百万人のユーザーを獲得しました。2017年第4四半期時点でのFacebookの登録者数は20億人にも登ります。
Facebookの次なる進化
「今世界は混乱と分断が生じています。そしてFacebookには多くのやるべきことがあります。」とザッカーバーグ氏は綴ります。
彼は自社の限界を知り、「自社のポリシーを重んじるあまり多くの間違いを犯しており、ツールの誤用を防ぐ必要がある」と記載しています。
しかし彼と他のテクノロジー企業が当局と協力して、個人情報の収集を行っているという報告は、サイト利用者の信頼を損なっています。
実際、ザッカーバーグ氏は、「少数の巨大ハイテク企業の興隆に伴って、人々は中央集権化したものを信じてしまっている。」と嘆きました。
中央集中化に対する答えとして、彼は「暗号化と仮想通貨」で声明を締め括っています。
Facebookの仮想通貨採用
「暗号化と仮想通貨」は「中央集権から力を取り戻し人々の手に返すもの」であるとしています。
彼が何を考えているのかを正確に知ることは難しいですが、Facebookの仮想通貨の採用、独自の仮想通貨の発表は、市場に劇的な変化をもたらすでしょう。
これはザッカーバーグ氏が仮想通貨に対して明確にコメントした数少ない声明の1つです。
ザッカーバーグ氏の仮想通貨への参入には数年間様々な噂が流れていますが、裏付けがとれているものはありません。