コダックが写真家向けの仮想通貨「KODAKCoin」を発行

米国のテクノロジー企業であるコダックは、独自の仮想通貨を発行し、1月末にICOを実施する計画を発表しました。

スポンサーリンク

KODAKCoinとは

コダック公式発表によると、仮想通貨は「写真家の権利所有権を暗号化するデジタル元帳」を支えると語っています。

コダックはWENN Digitalという企業と協力して取り組んでいます。

このサービスは、写真家がコダックのブロックチェーンを使用して作品を登録し、プラットフォーム上の交換媒体として機能する「KODAKCoin」を使用できるというものです。

同社によれば、ユーザは写真の権利に対してKODACoinで支払いを受けることができます。

コダックの株価上昇

コダックがブロックチェーン技術に関心を示したのは初めてのことです。

同社は、写真関連の製品で知られており、2013年の破産とその後の復興により、印刷とデジタルフィルムに注力してきました。

コダックのジェフ・クラークCEOは、

ハイテク業界の多くにとって、「ブロックチェーン」と「仮想通貨」はバズワードになっていますが、長い間自分の作品をコントロールしようと奮闘してきたフォトグラファーにとって、これらは解決できないようなものを解決する鍵となる技術です。

コダックは常に写真を民主化し、アーティストに公平なライセンスを与えようとしてきました。

これらの技術は、写真界に革新的な方法を提供するでしょう。

現時点では、コダックがICOでどの程度の調達を見込んでいるのかは不明ですが、同社は1月31日にトークンセールが米国とカナダを含む国からの認定投資家に開かれると発表しています。

市場データによると、コダックのプレスリリースの時点では、Kodakの株式は約37%上昇しており、Googleデータによれば、3.10ドルから5.50ドルに上昇して4.30ドル前後に落ち着きました。

スポンサーリンク