MONEROとは?ゼロから学ぶ仮想通貨

今回は匿名性を保持したまま取引が可能なMonero(モネロ)と呼ばれる通貨について紹介します。

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仮想通貨「Monero」とは

Moneroとはエスペラント語で「硬貨、コイン」を意味する言葉であり、CryptoNoteプロトコルに基づいたオープンソースのProof Of Workを使用する暗号通貨です。

ブロックチェーンとプルーフオブワークの仕組み

このCryptoNoteは匿名性に特化したプロトコルであり、当初はByteCoinという仮想通貨に使われていました。しかし、配布方法が不公平などの運営に問題があったため、フォークしMoneroがスタートしました。MoneroはByteCoinのソースコードを改良したものです。MoneroのアルゴリズムはCryptoNightと呼ばれています。

ワンタイムリング署名

これはMoneroの匿名性を確保するために考案された仕組みです。通常のビットコインの取引では、送金時にデータの署名を行うために、「公開鍵」と「秘密鍵」を使います。

ビットコイン|Rubyで公開鍵と秘密鍵を生成してみよう
ビットコインでは、公開鍵暗号による電子署名という仕組みで所有者の証明を行っています。実際にそう言われても、何が行われているのか理解していない人も多いのではないでしょうか。今回はインターネットにおける暗号について、簡単に説明してから実際にビットコインで使用されている公開鍵・暗号鍵というものを作ってみたいと思います。

全ての取引が正確に記録される反面、誰が行った取引なのかが特定されてしまいます。リング署名では、複数人の「公開鍵」を束ねて使用することで、誰が署名を行ったかをわかりにくくしています。この複数人のグループの一員であれば誰でも署名が可能になり、検証者側からの特定を困難にさせます。これに加えて、Moneroではワンタイムアドレスを作成することで追跡を不可能にしています。Moneroのアドレスは「閲覧用」と「送金用」の2つの秘密鍵から生成されており、非常に長くなっています。送金時には、送金用のワンタイムアドレスが生成されそちらにコインを送ります。ワンタイムなのでこのアドレスを参照したところで履歴を参照することはできません。「閲覧用」の秘密鍵を持っている人だけが履歴を閲覧することができます。

Moneroの急激な値上がり

MONEROは2016年12月からcoincheckで取り扱いが開始され、当初約900円だった価格は2017年9月29日時点で10,000円を超えています。ビットコインの価格に連動しているとはいえ、認知度は向上しています。

Moneroの危険性

Moneroは匿名性が高い分、犯罪に利用される可能性も拭いきれません。最近では、イギリスの「The prirate bay」というサイトが訪問者のCPUを使用しMoneroを採掘していました。またダークマーケット「AlphaBay」で採用されている通貨ということもあり、あまりいいイメージが持たれていないかもしれません。

おわりに

大きな企業とのコラボレーションがまだみられないMonero、今後の動きを注視していきたいと思います。

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