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概要
DigixDAO(ディジックスダオ)は、Ethereum上で『金』をトークン化するプロジェクトです。貴重な物理資産を分散元帳に記帳することで不変性・透明性・監査性を保ちます。
DGD保有者は、DGXの取引手数料を受け取ることができます。この取引手数料は、送金された残高の0.13%です。
特徴
名称 | DGD |
---|---|
発行日 | 2016年4月 |
供給量 | 1,999,420.6383 |
分散合意 アルゴリズム | Proof of Asset |
国内取扱 取引所 | なし |
分散合意アルゴリズム
DigixDAO(ディジックスダオ)では、Proof of Assetを採用しています。これは分散元帳に資産の存在と所有権を証明するシステムです。証明の記録は、EthereumとIPFSを通して永久に公開されます。
Proof of Asset Verificationプロセスでは、主に以下の情報をブロックチェーンへ登録します。
- 登録日時
- 金の重さ
- 品質保証者
- 保有者
- 外部監査人
これらのデータが、Proof of Asset Cardと呼ばれるEthereumプラットフォームのトークンに登録されます。
国内取扱取引所
DigixDAOについては、国内仮想通貨取引所で購入することはできません。
Bittrex
国内では、取扱がないので海外取引所で購入する必要があります。
Bittrexは、数多くのアルトコインを扱う世界最大級の仮想通貨取引所です。
Binance
Binanceは、2017年7月に開設された中国の仮想通貨取引所です。
トピックス
DigixDAOについて、より詳しくみていきましょう。
DigixDAOとは
DigixDAOでは、Ethereum上で金をトークン化します。Proof of AssetやDGXトークンの証明など幅広いテクノロジーを開発しています。
DigixDAOが目指す次世代型「富の保全」
DigixDAOでは、次世代型『富の保全』をプロジェクトをの目的としています。
金は長期安定性が既に証明されており、DigixDAOでは実世界とデジタル資産の価格変動から私たちを守ります。
DGX |DGDの仕組み
DigixDAOは、独自の特性を持つ2種類のEthereumトークンを作成しています。
- Digix Gold Token(DGX)
- Digix Dao Token(DGD)
これら2つのトークンは、互いの補完関係を補完するものです。
Digix Gold Token(DGX)
Ethereumエコシステムにおける価値交換のための将来的な金指標です。
各トークンは、1グラムの99.99%LBMA標準金を表し、Safehouse保管庫に保管されています。100Gの物理的な金と100 DGXトークンを個人または郵送で交換します。
Digix Dao Token(DGD)
取引手数料によって収集された総DGXに基づいて、四半期ごとの報酬を請求することができます。DGDの価値は、為替レート基づいて変動します。
公式情報
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DigixDAOの可能性
保有する金を、ブロックチェーン上に記録しデジタルトークンを発行するシステムです。個人的には、金のまま保持した方が安全のような気がするのでオススメしませんが、DGDトークンに価値を見出した方はこういったプロジェクトに参加してみても良いかもしれません。