みなさんビットコインの保管には何を使っていますか?モバイルウォレット、デスクトップウォレット、ハードウェアウォレット、取引所に塩漬けの人、色々なウォレットありますよね。
今日はその中でも最も安全とされているペーパーウォレットを紹介します。
Contents
ペーパーウォレットとは?
その名前の通り紙にアドレスと秘密鍵を印刷して保管する方法です。モバイルウォレットなどと違ってオンラインに一切繋がることがないので、セキュリティ面では最も優れた方法とされています。一方で、モバイルウォレットなどに比べて利便性は低いです。なので頻繁に利用するのではなく、長期での保管目的で作られることが多いようです。
どうやって作るのか?
ここでは最も一般的なbitaddress.orgを使ってペーパーウォレットを作成していきます。ペーパーウォレットは他にもWalletGenerator.netなどもあるようですが、作成の手順はほとんど同じでした。
まずはbitadress.orgを開きます。ランダムな文字列が並んでおり、マウスの移動に合わせて文字が変化するのがわかると思います。それに伴って上部に表示されている%も変化していきます。これが100%になったらウォレットが作成されています。
しかしオンラインに繋げた状態で作成してしまうと元も子もありません。ウォレットはオフラインで作成します。なので一旦このページをデスクトップ上に保存しましょう。右クリック→「別名で保存」で適当な場所に保存しましょう。そして一旦インターネットの接続を切ってください。これでPCはオフライン環境になります。
保存したファイルを開きます。(ファイル名はbitaddress.org.htmlとかになっています)後は数字が100%になるまでカーソルを動かします。カーソルを動かす代わりに真ん中のテキストボックスに入力してもいいようです。
100%になると下ように自動でアドレスと秘密鍵が表示されます。
上部のpaperwalletの項目をクリックすると、プリント用のウォレットが表示されました!後は右側にあるプリントボタンからプリントしてください。ウォレットはデフォルトで3つ作成されるようですが、adress to generateの数字を変えればウォレットの数は設定できます。
モバイルウォレットのように色々なパスワードを設定する必要がないので、以外とお手軽に感じたと思います。ただ油断は禁物です。ペーパーウォレットを作るにあたって絶対に気をつけて欲しい点をまとめました。
気をつけること
- オフライン環境で作業すること
- 秘密鍵は絶対に見られないこと
- 紙自体を紛失しないこと
3は当たり前ですが1と2は注意が必要です。特に秘密鍵に関しては、写真に極一部秘密鍵が写っていただけでビットコインを引き出された事件もありました。
少し面倒かもしれませんが、オンラインと完全に切り離せるペーパーウォレットに一部のコインを移しておくのいいかもしれませんね。