IMF専務理事Christine Lagardeが語る仮想通貨の可能性

参照元:wikipedia

国際通貨基金(IMF)の専務理事Christine Lagardeが仮想通貨について言及しました。

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仮想通貨の可能性

同理事は、次の10年間で仮想通貨は現在の法定通貨に取って代わる可能性があると発言しました。JPモルガンCEOのJamie Dimon、著名投資家のRaymond Dalioのビットコインへの批判的な姿勢に対して、Lagardeは仮想通貨とそれに伴うテクノロジーのバラ色の未来についてロンドン開催されたカンファレンス内で語りました。

Legardeは「仮想通貨を批判するのは賢明ではない」とし更に「多くの人々が仮想通貨の方を信頼する時がくるかもだろう」話しました。そして彼女は、仮想通貨の台頭によって、2040年までに金融のテクノロジーは大規模な再編に直面するとの考えを示しました。

「なぜ多くの人々がドルやユーロ、法定通貨よりも仮想通貨を持つことを選ぶのでしょうか?それは仮想通貨が紙幣よりも安全で利便性の高いものになり得るからです。特に金融システムが整備されていない地域に住む人にとって、仮想通貨は今以上に安定的に取引されるものになるでしょう。」

彼女だけでなく、独立系証券会社FidelityのCEO、Abigail Johnsonも仮想通貨の未来について同様の見解を示しています。更に彼女はカンファレンスの中で、AIの台頭による既存の銀行のビジネスモデルの崩壊にも言及しました。

当初は拒絶反応を示していた金融業界も、仮想通貨のマーケット規模の急速な成長を無視できなくなってきていますね。まだ多くの投資家は懐疑的な見方をしているようですが、Lagardeのように好意的な発言も散見されます。今では個人投資家の資金が流入している仮想通貨取引ですが、金融機関の参入によって今よりも遥かに巨大な市場に成長するかもしれません。

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