今回は海外の仮想通貨取引所を紹介します。先日国内でニュースになりましたが、金融庁が国内の仮想通貨取引所11社を正式な業者として登録しました。
世界には100社以上の取引所があり、活発に仮想通貨が取引されています。海外取引所の特徴や気をつけるべき点、主要取引所をまとめました。
海外仮想通貨取引所を使うメリット
最大のメリットは日本では取り扱われていない仮想通貨を購入することができることでしょう。日本の取扱所ではcoincheckとテックビューロが扱う13種類が最多です。しかし海外取引所であれば50種類以上の仮想通貨の取引が可能です。有望だと思われるアルトコインを購入しておけば、大きく値上がりすることもあるもしれません。
海外仮想通貨取引所を使うデメリット
最も大きなデメリットは英語です。デメリットというよりも危険性、といった方がいいかもしれません。アカウント作成、セキュリティ設定、通貨送金をきちんと理解した上でサイトを使う必要あるので、英語が苦手な人には少々ハードルが高いかもしれません。実際のサイト使用手順については、近日中に記事をアップしていきたいと思います。
もう一つは口座です。国内であれば銀行の口座から振り込むことが可能ですが、海外取引所はドルでの取引になるので日本の口座は使えません。なので、日本の仮想通貨取引所でビットコインを買い、海外取引所のアドレスに送り、そのビットコインをもって他のアルトコインと交換することになります。少々めんどくさいですが、海外に銀行口座を開設する方がはるかに大変ですよね。
主要な海外取引所
世界には100以上の仮想通貨取引所が存在しますが、今回は取り扱い量、実積が多い取引所を紹介します。
Bittrex
取り扱っている仮想通貨は200種類(2017年9月30日時点)。コインの取扱数としては世界最大です。ビットコイン、イーサリアムでアルトコインと交換することができます。
Poloniex
取扱通貨数69種類(2017年9月30日時点)の取扱所です。取引高は世界一です。ビットコイン、イーサリアム、 モネロ、ドルのいずれかでアルトコインに交換することができますが、ビットコイン以外では交換可能なコインが数種類に限定されてしまうので、マニアックなコインに交換したい方はビットコインでの入金をオススメします。
Bitfinex
取扱数17種類。香港の仮想通貨取引所で米ドルでの取扱高が世界最大です。過去ハッキングを受け多額の損失を出したことから、セキュリティに対して様々な工夫を凝らしています。
Coinbase
取扱数は3種類。ビットコイン、イーサリアム、ライトコインのみの取扱です。日本の三菱UFJが出資し話題になりました。
おわりに
あまり高くない仮想通貨の中にも、海外では活発に取引され、大きく値上がりしているものがあります。ある程度資金に余裕がある方は、アルトコインの未来の可能性にかけてみるのも面白いかもしれません。