ビットコイン先物取引開始に賛同しないウォール・ストリートの人たち

ウォール・ストリートは目前に迫るビットコイン先物に対して、「上がり続ける価格に金融システムの準備ができていない。」と異議を唱えています。

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先物取引開始前に高騰するビットコイン

ビットコインの価格は、毎日新しい値を更新しています。ビットコインは15,000ドルを突破し、市場価値は2,500億ドルを超えました。先物取引の開始を目前にし、急激に価格が高騰しています。

12月10日、シカゴに拠点をおくCbol Global MarketはCMEと同様に先物の取引を開始します。両者は商品先物取引委員会(CFTC)の承認を得たのち商品をリリースします。

12月18日は、ビットコイン先物取引が開始する歴史的な日

続々はじまるビットコイン先物取引

これらに続くのはナスダックです。2018年前半にビットコイン先物契約を開始する予定だと報じられました。

ライバルであるアメリカのビットコイン取引ラッシュに続くのは東京証券取引所です。今週水曜日、東京証券取引所はビットコインデリバティブ先物商品を投入することで、ビットコインを金融商品として扱うことを決定しました。

しかし、これらの積極的な動きにかかわらず、大部分のブローカーは批判的です。

批判的意見も多数あり

Financial Timesが報じたところによると、JPモルガンやゴールドマン・サックスなどの銀行が加入しているロビー団体Futures Industry AssociationからCFTCへの手紙の中で、「ビットコインの先物契約の実装は適切な公共の透明性を確保できていない。」と記述されていたそうです。

CMEグループとCboeの両者は、自己認証制度の下で機能することに合意しました。しかしこれはある意味、監督当局の審査する時間がほとんどないということを意味しています。書簡によると、「新製品の自己認証制度は、取引の潜在的なリスクと整合しておらず、見直されるべきである。」と記載があります。

FIAによれば、そのメンバーはビットコイン先物価格の信頼性について懸念を示しているようです。今月はビットコイン価格が50%以上アップしていますが、乱高下を繰り返しており下落する可能性も大いにあります。

11月の終わりには、90分で20%急落することもありました。引き続きビットコイン周りの動向には注目していかなければなりません。

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