オンライン学生ローンの調査データを扱うLenEDUはビットコインの投資に関する調査データを発表しました。
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ビットコインの購入率
そのデータ内では、564人の調査員の約40%がビットコインを購入していることがわかりました。購入の理由は「世界を変革させる可能性がある技術である」と信じているためでした。
このうち21%の人々は「金や銀のように長期の資産保有」目的でビットコイン購入しており、また15%は友人や家族に勧められたから、という理由でした。また14%の人は価格が低すぎると考えており、8%は決済手段として使おうと考えていました。
いくらまでビットコインは値上がるのか
この調査ではビットコインの価格がいくらにの時に売却するか、というアンケートも行いました。回答の平均値は$196,165を示し、多くの人は現在のビットコインの価格の倍近くまで上がることを期待しているようです。
そしてこのアンケートに回答した人のほとんどはビットコインを短期間で売却しようとは考えていませんでした。
このアンケートに回答をくれた人の32.62%が自身のビットコインを売却したことがありました。しかし、67.38という大部分の投資家が購入以来一度も売却していませんでした。
投資している人々は平均して3,000ドル相当のビットコインを保持していました。そしてこのうち16.5%は1年以内に売却することを考えています。また、20%は少なくとも7年間はホールドしようと考えているとの結果になりました。
おわりに
— CoinWave|仮想通貨 (@coin__wave) 2017年11月21日
今のビットコインの価格は高騰への期待に支えられており、それを裏付けるデータになっていますね。日本でも今ビットコインを購入するほとんどの人は値上がりを期待しているでしょう。そしてそれは「長期的な価値保管」という側面での用途です。
一方で実感としては、まだ多くの一般の人は購入まで至っていないように思われます。また、ウォレットを作成したものの使い方がわからないという人も多いようです。ビットコインの利便性を改善するツールが開発されることが、決済手段として普及させていくことに繋がるのではないかと思います。