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概要
Ark(アーク)は、ユーザー・開発者及びスタートアップ向けの革新的なブロックチェーン技術を提供するプラットフォームです。
Arkは、Liskをより高機能にした派生物として誕生しています。その点について、ホワイトペーパーにも記述されています。
特徴
名称 | ARK |
---|---|
発行日 | 2017年1月 |
供給量 | 上限なし ※ブロック毎2ARKが一定増加 |
分散合意 アルゴリズム | Delegated Proof of Stake |
国内取扱 取引所 | なし |
分散合意アルゴリズム
Arkでは、Delegated Proof of Stake(デリゲイトプルーフオブステーク)という仕組みが採用されています。システム内で投票により選ばれた上位51人によって、マイニングが行われます。またブロック生成毎に、2ARKが増加します。
これはLiskという仮想通貨にも使用されている仕組みです。
国内取扱取引所
Arkについては、国内仮想通貨取引所で購入することはできません。
Bittrex
国内では、取扱がないので海外取引所で購入する必要があります。
Bittrexは、数多くのアルトコインを扱う世界最大級の仮想通貨取引所です。
トピックス
Arkについて、より詳しくみていきましょう。
Arkとは
Liskと対比されることが多いArkですが、LiskがJavascriptオンリーで開発するのに対してArkは、Githubを確認するにPHP、GO、Python、Rubyなど数多くの言語で開発することができるようになりそうです。個人的には、RubyエンジニアなのでArkの開発環境は有り難いです。
Arkの特徴
Arkの特徴をみてみましょう。
FAST
ブロック生成時間が、8秒毎で早いです。
DECENTRALIZED
選ばれた51名の代表者によってマイニングが行われます。これは前述したように、Delegated Proof of Stake(デリゲイトプルーフオブステーク)という仕組みを採用しています。
SCALABLE
ブロックチェーンでは、メインチェーンとサイドチェーンというシステムを使うことにより、スケーラビリティに優れた仕様を開発しました。
COLLABORATIVE
10カ国14人のコアメンバーと絶え間なく成長している専用コミュニティ開発者により、グローバルな共同作業を実現します。
複数の言語開発環境を用意することで、エンジニアに対しての学習コストを低くします。これにより活発なコミュニティを作っていきます。
BRIDGING
独自SmartBridgeテクノロジーを使用し、相互接続されたブロックチェーンエコシステムを可能にします。
OPEN SOURCE
完全にオープンソースなので、独自SmartBridge互換ブロックチェーンを立ち上げることを容易にします。
Arkの仕組み
Arkの仕組みについて簡単に見ていきます。
- トランザクション生成:0.1ARK
- 投票:1ARK
- 投票取り消し:1ARK
- 2番目パスフレーズ作成:5ARK
- 代表者登録:25ARK
手数料としては、かなりLiskと仕組みが似ています。
公式情報
Arkの可能性
Arkについては、Liskシステムとほぼ同様です。Liskと同様、まだ開発中のプロジェクトなのでこれからどうなるか見守りたいです。日本などの市場に上場することができれば、今以上に価値が上昇しそうです。
ブロック生成毎に、2ARKが付与される仕組みなのでインフレ率がどうなるのか投資する上ではそこをまず気にする必要があるかもしれません。