Contents
概要
Ripple(リップル)は、決済スピード及び処理能力が他仮想通貨に比べて圧倒的に早い通貨です。そしてすでに多くの銀行などの決済機関に受け入れられているという特徴があります。
また日本国内企業では、SBIホールディングスがRipple社に出資しています。
特徴
名称 | XRP |
---|---|
発行日 | 2013年8月 |
供給量 | 100,000,000,000 |
分散合意 アルゴリズム | XRP Ledger |
国内取扱 取引所 | Coincheck Bitbank Bittrade |
分散合意アルゴリズム
XRP Ledgerは、元々ビットコインに採用されているプルーフオブワークの次世代手段として運用されてきました。
XRPの大元台帳であるXRP Ledgerは、法人の国際送金ユースケースに対応するブロックチェーンです。特に効率的な流動性、そして途上国へのアクセスを拡大したい世界中の銀行やペイメントプロバイダーにとって有効なブロックチェーンと言われています。
このXRP Ledger は現在55のバリデーターノードによって運用されています。
ビットコインやイーサリアムと比較
XRP Ledgerは何が優れているのでしょうか。
例えばビットコインはブロックチェーン技術を使い改竄ができない仕組みと言われていますが、実際は数えれるほどのマイニングプールによって運用されているというのが現実です。それらのマイニングプールが結託すれば台帳の書換えすらできてしまうというのが、本当のところです。
またイーサリアムについては、さらにこの数字が低いものとなっています。殆ど3つのマイニングプールがネットワークの過半数を占めており、これらが同様に結託すればネットワークを乗っ取ることが可能になっています。
その点、Rippleでは信頼されているバリデーターによって運用されているという点が、全くこれらの状況と異なる点です。
国内取扱取引所
Rippleについては、国内取引所で購入することができます。
CoinCheck
国内最大級のアルトコインを扱うCoinCheckで購入できます。
Bitbank
Bitbankで、購入することができます。
個人的には、CoinCheck(販売所)よりBitbank(取引所)の方がオススメです。
Bittrade
同様にBittradeで購入することもできます。
トピックス
Rippleコインについて、より詳しくみていきましょう。
Rippleについて理解しよう
まず動画を見てみて下さい。
Rippleが、実現したい未来がなんとなくイメージできたでしょうか。
Rippleの特徴
他の仮想通貨とRippleはどう違うのでしょうか。いくつか特徴を書いてみたいと思います。
スピード
送金は4秒で決済されます。
スケーラビリティ
XRPは、一貫して24時間365日、毎秒1500件の取引を処理することができます。これはVisaと同等のスループットを処理できるレベルまでスケールすることができます。
BitcoinやEthereumと比較
またビットコインや、イーサリアムと比較してみましょう。
Bitcoin | Ethereum | Ripple | |
---|---|---|---|
グローバル リーチ | ○ | ○ | ○ |
ガバナンス | X | X | ○ |
決済スピード | X | △ | ○ |
グローバルリーチ
ビットコイン、イーサリアムと同じくRippleは、デジタル資産として従来の仕組みに比べれば高速に決済することができます。さらに現金の裏付けがないため、銀行の発行するデジタル資産のように負債が生じることがありません。
ガバナンス
ビットコインや、イーサリアムとガバナンスについては不透明なところも多いです。事実ビットコインなどは、方向性の違いから分裂を繰り返しています。
その点Rippleは、マサチューセッツ工科大学、Microsoftや世界の主要銀行の運営する機関検証者を備えています。
決済スピード
ビットコインは、ブロックサイズ制限に課題があり決済までに最大60分以上かかることもあります。またイーサリアムはビットコインと比べると決済は早いですが、Rippleほどではありません。
Rippleの持続可能性
ビットコインなどの仮想通貨は、プルーフオブワークという仕組みを採用しておりこれらは運用するために小さな街が月間消費するくらいの電気量を必要としています。
その点、XRPはこういったマイニングを必要としない仮想通貨です。すでにXRPは、発行済みでありマイニングの必要はありません。
公式情報
Forum
Rippleの可能性
リップルについては、日本国内での注目度も高く様々な意見が錯綜しています。根拠のない情報が出ることもあるので、必ず一次情報を見るようにしましょう。「XRPに関する6つの迷信」などはリップル購入する人は必ず見るべき情報です。
他仮想通貨が、分裂やハードフォークなどを繰り返す間にRippleは一貫性を持ったコンセプトを持ち確実に進歩拡大しています。また概算数十兆、さらにはこれから拡大傾向にある送金市場において、Rippleの技術を使うことで送金処理コストは33%低減され、さらにXRPを活用することで60%までコスト低減されると言われています。
すでに多くの銀行などは、これらRippleネットワークに加盟しておりさらに拡大する可能性を秘めている通貨だといえるのではないでしょうか。