概要
Lisk(リスク)は、分散型ブロックチェーンアプリケーションの作成・配布・管理を可能にするプラットフォームです。
開発言語としてJavaScriptを採用しており、開発者は学習コストを抑えることができます。
特徴
名称 | LSK |
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発行日 | 2016年5月 |
供給量 | 無制限 ※1年毎に供給量減少(詳細はこちら) |
分散合意 アルゴリズム | デリゲイトプルーフオブステーク |
国内取扱 取引所 | Coincheck |
分散合意アルゴリズム
Liskは、DPoS(デリゲイトプルーフオブステーク)という仕組みを採用しています。
Liskシステム内で投票により選ばれた上位101人によって、マイニングが行われます。1ブロックの処理時間は10秒と早く、マイナーは上位101人からランダムに選ばれます。また投票システムで選ばれた上位101人は、1010秒(約17分)毎に再投票され入れ替わるという仕組みです。
ちなみにこの上位101人に選ばれるためには、Liskアカウントを作成し25LSKを支払い立候補する必要があります。Liskを保持している人であれば、誰でも立候補することが可能です。
国内取扱取引所
Liskについては、国内取引所で購入することができます。
Coincheck
国内最大級のアルトコインを扱うCoinCheckで購入できます。
Bittrex
また国内であれば、販売所からLiskを購入するため割高になる可能性が高いです。販売所ではなく取引所で購入したい場合は、海外取引所に登録する必要があります。
Bittrexは、数多くのアルトコインを扱う世界最大級の仮想通貨取引所として人気があります。
トピックス
Liskコインについて、より詳しくみていきましょう。
Liskとは
Liskを利用することで、所有権証明、オンラインIDの確認や資産管理を提供するアプリケーションなどを簡単に作成することができるようになります。
開発言語はJavascript
Liskは、開発言語としてJavaScriptを採用しています。
JavaScriptは、世間一般に利用者が多い開発言語として認知されています。例えば、Ethereumなどで開発する場合は、Solidityという新しい言語を覚える必要があります。ただLiskの場合はエンジニアが日常使用機会のある言語で開発することができるため、開発までの障壁が低くなります。
サイドチェーン
Liskは、メインチェーン・サイドチェーンというコンセプトを組み込んでいます。例えば、サイドチェーンまたは、ブロックチェーンアプリケーションでバグが発見されハードフォークが必要となった場合でも、サイドチェーンだけハードフォークすればよくメインチェーンは完全に無傷な状態を維持することができます。
公式情報
Liskの可能性
Liskは、EthereumやNEOなどと同じアプリケーションプラットフォームです。では、これらと何が違うのと言われると現時点ではまだ開発途中で明確な違いはありません。
デリゲイトプルーフオブステークや、サイドチェーンなど面白いコンセプトをもった仮想通貨ではあるのでこれからの開発進捗によって価値が決まってくるのではないでしょうか。
早くLiskを使用したプラットフォームが生まれるのを見てみたいところです。