概要
OmiseGO(オミセゴー)は、送金や支払いコスト、スピード削減を目的としたOmise社によって考案された仮想通貨です。これはEthereumをベースに開発されています。
特徴
名称 | OMG |
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発行日 | 2017年6月 |
供給量 | 140,245,398 |
分散合意 アルゴリズム | プルーフオブステーク |
国内取扱 取引所 | なし |
分散合意アルゴリズム
OmiseGOは、プルーフオブステークという仕組みを採用しています。これは保持しているコイン量をもとに、ブロック承認の割合を決めるシステムです。
国内取扱取引所
OmiseGOについては、国内取引所で購入することはできません。一度国内の取引所でビットコインを購入した上で、海外の取引所で交換する必要があります。
Bittrex
国内では、取扱がないので海外取引所で購入する必要があります。
Bittrexは、数多くのアルトコインを扱う世界最大級の仮想通貨取引所として人気があります。
Poloniex
同様に、Poloniexも世界最大級の取引所です。
トピックス
OmiseGOについて、より詳しくみていきましょう。
OmiseGOとは
運営元のOmiseは、元々タイを中心に決済サービスプラットフォームを提供している会社です。
OmiseGO CEOは日本人
日本人だから何ということはありませんが、何か親近感が湧くという人も多いのではないでしょうか。
表彰式の写真です!
CEOの長谷川(写真右 @JUN_Omise )とCOOのDonnie(写真左 @ruxperience ) pic.twitter.com/kW2nKaHPgy— Omise Japan (@OmiseJapan) 2017年9月22日
OmiseGOというネームについても、日本語で直感的に理解することができます。
日本人にとっての非常識
日本では、殆ど誰もが銀行口座を所持していることでしょう。また最近では、クレジットカードも多くの人が利用しています。日本にいると、これが当たり前という感覚になりますが例えば東南アジアでは決してこれは当たり前ではありません。
東南アジアで、銀行口座を作るために開設費用もかかりますし、口座やクレジットカードを持っていないという人も数多くいます。ただそういった方にでも、普及しているのがスマートフォンの存在です。
このスマートフォンと仮想通貨を使えば、誰でも簡単に送金・決済ができるようになります。これがOmiseGoが目指しているコンセプトです。
公式情報
OmiseGOの可能性
OmiseGoが、他の通貨に比べて認知度が高いのは開発者の殆どがEthereum財団のメンバーから構成されているからです。
また開発会社であるOmiseは、2013年に設立されてからアジア諸国、特にタイを中心に決済プラットフォームサービスを展開してきました。そういった会社が、仮想通貨を発行したということもあり人気があります。
OmiseGOは、日本でのサービス展開も視野に入れておりそういった背景もあり日本国内での認知度も高いのではないでしょうか。ただOmiseGOが、日本国内でより受け入れられるためには国内取引所への上場が不可欠かもしれません。