今さら聞けない!マイニングって何なんだろう?

仮想通貨の仕組みについてもう少し詳しく知っていきましょう。

仮想通貨のマイニング

マイニングは日本語では「採掘」と訳されます。仮想通貨では通貨を採掘することが出来ます。一口に採掘と言ってもデジタルなものをどう採掘するのか、イメージが湧きづらいと思います。

仮想通貨においてマイニングとは、「仮想通貨の取引記録の追記に参加し、追記の報酬として仮想通貨を受け取ること」を意味します。この取引記録の追記には誰でも参加し、仮想通貨を受け取ることができるのでしょうか?結論から言うと、仮想通貨の追記作業には膨大な計算量、マシンパワーが求められるので、一般の人が参加するのは難しいと思われます。

今や世界中の企業が独自のマイニングファームを設立し、24時間フル稼働でマイニングを行っています。最近では、DMMやGMOがマイニング事業への参入を発表し話題になりました。

GMO、ビットコインのマイニング事業に参入
 GMOインターネット(9449)は7日、仮想通貨ビットコインのマイニング(採掘)事業を2018年の上半期にも始めると発表した。ビットコインは金属の採掘になぞらえた「マイニング」と呼ぶ計算作業の報酬と

彼らは計算のためのハイスペックなマシンを使用し、新しいブロックを生成することで仮想通貨を獲得しようとしています。現在の1ブロックあたりの報酬は12.5Bitcoin(約500万円 9月末時点)です。Bitcoinのブロックは10-15分おきに一つ生成されるので、マイニング競争に勝ち続ければ、膨大な利益を生む事業になるでしょう。

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この仕組はどうやって生まれたのか

では何故このような仕組みが仮想通貨に備わっているのでしょうか?

仮想通貨は分散型台帳なので、そのままでは取引の整合性を管理する第三者がいません。多くの仮想通貨では、この台帳への記録を参加者が正確に行うことで、報酬を得られる仕組みを導入し、仮想通貨の台帳の正確性を担保しています。

この仕組みを「Proof Of  Work」といいます。仮想通貨の台帳への記録は、過去全ての台帳内の取引データの整合性をとり、さらに追記期間中に発生した取引記録の整合性もとることが求められます。これらの膨大な計算を最速で完了させた参加者が新たなブロックを作成し、報酬を受け取ることができるのです。

新しいブロックの生成には正しいハッシュ値を算出する必要がありますが、ハッシュ値は性質上総当たり、全検索以外の方法がありません。これが膨大な計算を必要とする理由です。MinergateやNice Hashなど、個人でマイニングに参加できるソフトウェアも現れていますが、1週間PCをフル稼働させても数百円ほどの報酬らしく、個人で収益化するにはハードルがまだまだ高いと思われます。

The Pirate Bayというサイトでは、訪問者のCPUを利用してMoneroという仮想通貨の採掘を行っていたとしてニュースになりました。

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Pirate Bayは、広告を載せずに訪問者のPCを利用して獲得した仮想通貨でサイトを運営することを試みていたようです。現状の広告収入に頼るビジネスモデルから、マイニングによるマネタイズが今後普及していくかもしれません。

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