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概要
Monero(モネロ)はビットコインのコードに基づいていないプライバシーに重点を置いた仮想通貨です。
「プライベート・安全・追跡できない」というところに特徴を持つ分散プラットフォーム型のデジタル通貨です。プライベート銀行を持つような感覚で、資金管理することができます。ビットコインなどと違い、誰も送金履歴などを追跡することはできません。
特徴
分散合意アルゴリズム
プルーフオブワークを採用していますが、ビットコインなどと違うアルゴリズムとしてCryptoNightを採用しています。CryptoNightは、メモリ依存の関数なので安価にマイニングができるASICなどの開発は、コストが高く難しいと言われています。モネロでは、GPUマイニングが行われているのもこういった理由が上げられます。
またCryptoNoteにおける匿名性は、「リング署名」という技術が元になっています。またモネロではさらに改良し、取引を追跡することを不可能にしています。
国内取扱取引所
モネロについては、国内の仮想通貨取引所でも購入することができます。
CoinCheck(コインチェック)
モネロは、コインチェックで購入することができます。
トピックス
モネロコインについて、より詳しくみていきましょう。
Moneroを理解しよう
理解しやすい動画があったので、ぜひ見てみて下さい。
3つのキーポイント
モネロを理解する上でに大切な3つのポイントを紹介します。
プライバシー
モネロは、暗号化されたサウンドシステムを使用しています。取引をブロックチェーン上に簡単に公開することなく、資金を送受信することができます。これにより、売買、領収書、およびすべての転送がデフォルトで完全に非公開になります。
セキュリティ
分散型P2Pコンセンサスネットワークの能力を使用して、ネットワーク上のすべてのトランザクションが暗号化され保護されています。個々ウォレットには25個の言葉のニーモニックシードが1つしか表示されず、ウォレットをバックアップするために書き留めることができます。
アントレーサビリティ
リング署名の暗号の特定種類の特殊性質を利用することで、Moneroは追跡することができません。
ワンタイムリング署名
ワンタイムパブリックキーについて、わかりやすく説明されています。モネロにおける大きな特徴の一つなので、気になる方はぜひチェックしてみて下さい。
公式情報
Moneroの可能性
Moneroのホワイトペーパーを確認しましたが、ビットコインの弱点を把握した上でどう改善するかという部分でコンセプトがはっきりしています。取引履歴が見れない仕組みや、プルーフオブワークへの改良、使いやすさとどれを取ってもビットコインよりも優位性を感じてしまいます。
すでにある程度の価格まで上昇していますが、Moneroの有用性がより理解されればさらに価値は向上するかもしれません。将来的には、今よりも決済スピードが早くさらにスケーラビリティのある仮想通貨になることは、ロードマップからも予想されているので目が離せません。