CoinbaseとGDAXがビットコインキャッシュ取り扱い開始 −従業員によるインサイダー取引?

ビットコインキャッシュが、CoinbaseとGdaxで取引可能になると発表されました。このニュースを受け、ビットコインキャッシュの価格はさらに上昇を続けています。

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Coinbaseでの即時決済が可能に

Coinbaseは公式ブログにて、ビットコインキャッシュを購入、販売、送信、受信ができるようになると発表しました。

ビットコインキャッシュは、ビットコインコアの代替品になりつつあり、時価総額で580億ドルを超える第3位の仮想通貨です。

仮想通貨|Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)の特徴と可能性

Coinbaseとは

Coinbaseは、1300万人を超えるユーザーを誇る世界最大の仮想通貨取引所の1つです。

今年は1日で10万件もの新規アカウントを獲得しています。サンフランシスコを拠点とするこの取引所は2011年から稼働がスタートしました。

同時にプロ投資家のための取引所であるGdaxも

「ビットコインキャッシュをプラットフォーム上にリストアップできることを喜ばしく思う。」

とコメントしました。

Gdaxの決定

Gdaxは、顧客関心、開発者サポート、ネットワークセキュリティ、時価総額、取引量、Gdaxのデジタルアセットフレームワークなどの要素を考慮してビットコインキャッシュをリストアップするという決定をしました。

Gdaxは、オーダーブックをBCH-BTC、BCH-USD、BCH-EURとして記載しました。12月19日16時6分の時点で、Gdaxのモニターには

「ビットコインキャッシュ注文書は、ポストオンリーモードになっている。新しい注文は受け入れられるが、一致するものはない。まもなく、通常の取引が可能になる。」

と表示されました。

インサイダー取引の疑い

CoinbaseとGdaxは、ビットコインキャッシュ取引を突然中断し、顧客の混乱を招きました。

BCHは一時4,000ドルに近づいたものの下落し、3,500ドル付近を維持しています。取引所が停止したのと同じタイミングで売りが発生したことをうけて、一部の有識者からインサイダー取引が指摘されました。

この指摘を受けて、CoinbaseのCEOは内部の調査を行うことを発表しています。

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