NEOコインの価格が上昇しています。今回はその価格の推移と背景について説明したいと思います。
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NEOコインの価格上昇
NEOコインの価格は、12月に入り上昇し、34ドルから約倍近くの68ドルになりました。12月17日には一時的に70ドルまで上昇しています。
倍近く上昇
取引量トップはBinance
取引量のトップは、中国取引所 Binanceが26%を占めています。また2位、3位にはBittrex（米国） 26%、Bitfinex 22%（香港）が続きほぼ同等の取引量になっています。
中国、米国の取引高
NEO、Coinfirm、QRCの提携
直近の価格上昇の背景としては、CoinfirmやQRCとの提携が大きな要因になっているようです。
以下はその詳細です。
今年初めに中国政府が突然ICOを禁止したことによって、ブロックチェーン産業に大きな影響を与え、規制に注目が集まりました。
NEO、Coinfirm、QRCは、ブロックチェーン規制の不足に対処するために協力しています。この長年のロードブロッキングに取り組むことで、ブロックチェーンのエコシステム全体が一般市場に開放され、ICOのトレンドをサポートすることができるようになります。
NEO
NEOは、ブロックチェーンテクノロジーとデジタルアイデンティティの活用による資産のデジタル化、スマートコントラクトを使用した管理を自動化、分散ネットワークによる「スマート経済」の実現を目指す、非営利のコミュニティベースのブロックチェーンプロジェクトです。
QRC
QRCは、英国、香港、日本、中国、ベトナム、マレーシアに在籍するレグテック専門ベンチャープラットフォームです。
同社は、法的側面を監督するだけでなく、レグテックトークンの設計、構築、展開の機能を備えたブロックチェーンプロジェクトのための「ワンストップ・ショップ」を提供しています。
レグテックとは、フィンテック領域の一部を示す言葉であり、金融機関が技術を駆使し金融規制対応を刷新することを意味しております。
Coinfirm
Coinfirmは、業界で最も有力なブロックチェーンとレグテック企業の1つとしてランクされ、ブロックチェーンの安全な採用と使用の基盤となっています。
Coinfirm AML / CTFプラットフォームは、独自のアルゴリズムと大規模なデータ分析を使用して、効率を高め、コストを削減し、コンプライアンスを自動化し簡略化を可能にします。
最近では、仮想通貨業界のDashやRSK（Rootstock）、SEIなどの国際的な資産運用ファンドを含む、仮想通貨と従来の金融セクターの両面において革新的なソリューションとパートナーシップを約２年にわたって築き上げています。
QRCとCoinfirmの継続的な関係
QRCとCoinfirmは継続的な関係を有しており、最近QRCは日本の CoinfirmのAMLTトークンの独占的パートナーになりました。コンプライアンスのトークンであるAMLTはトークンセールを開始しようとしています。参加者を積極的にリスク決定に関与させることにより、金融システムに新しいレベルの透明性と民主化をもたらすように設計されています。
AMLTトークンは、Coinfirmプラットフォームでの取引を促進し、リスク管理を可能にし、安全かつ透明な価値交換のためのネットワークを構築します。
3グループによる新しいコンプライアンス
これら3つのグループの取り組みによって、グローバル市場への幅広い参加を促す安全基準と基準確立が支援されます。取引の効率性が向上し、市場における新規および既存のメンバーの信頼が向上することが期待されます。
金融機関にとってはコンプライアンスの準拠に膨大な時間とコストがかかっており、今後ますますレグテックの需要が高まっていくと考えられます。
