イーサリアム開発者が軽量のDappブラウザMoon, Mist-Lightを発表

イーサリアムは急成長しているにも関わらず、「世界のコンピュータになる」という目標に向かって確実歩を進めています。

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Dappブラウザ

イーサリアム開発者は、最大の特徴である分散型アプリケーションDappsの作成に依然重点をおいており、アプリケーション作成用ブラウザのMistの新しいバージョンがDevconにて登場しました。

Devconはイーサリアムの開発者が集うカンファレンスです。カンファレンスでデモが発表されたMoonやMist-Lightは、デスクトップ版と同様のソフトウェア書き換え作業をブラウザベースで可能にします。

MoonはMistと同様ブラウザとして機能するだけではなくDappの開発インターフェイスも提供します。ユーザーはアプリを起動し、コードを安全にフォークしたり編集することができます。ここでの変更はWebページ上でリアルタイムに更新されます。この開発コードはハッシュされ、共有可能になり、誰でも自分のMoonブラウザに接続することができます。

Javascriptで動作するMistと異なり、MoonはJavascriptコンパイラとして動作する独自の言語で動作します。開発者によると、イーサリアムのDappsの元のコードにリスクを起こさずに安全にアクセスしテストすることが可能になるとのことです。(インターフェース上には、ブラウザ経由でアクセスされる全てのDappsのソースコードを表示されており、編集可能であるかどうかのアイコンが表示されます。)

開発者であるAlex Van De Sandeによると、この機能の背景にある概念は、ソフトウェア開発者が「フォークを愛すること」を学ぶことを助けることだと説明しました。ハードフォークやソフトウェアの更新は安全に実行するのが複雑になる可能性があるので、ブロックチェーンではあまり評判がよくありません。しかしVan De Sandeは、オープンソースのソフトウェア設計において、フォークはアプリケーション全体の健全性にとって不可欠であり、その多様性の一部として賞賛されるべきであると強調しています。

おわりに

イーサリアムは開発者向けにスマートコントラクト実装のための機能の拡張を確実に進めているようですね。イーサリアムの開発に関してはまだまだ情報が少ないですが、CoinWaveではできる限り最新の情報をアップデートしていきたいと思います。

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