ウォーレンバフェット氏−ビットコインなど仮想通貨に対して弱気な見通し

伝説の投資家であるウォーレン・バフェット氏は、ビットコインや他の暗号化通貨についての弱気な見通しを保っています。

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バフェット氏の見解

バフェット氏はCNBCのテレビ番組インタビューで、昨年ビットコインを「詐欺」呼ばわりしたJPモルガンのジェイミー・ディモン氏が発言を撤回したことに関して質問を受けました。

バフェット氏は昨年のディモン氏の発言を受けたあと、ビットコインを「バブル」と考えているとの発言をしています。

現在のビットコインの状況を見ても、考えは変わらないのでしょうか?

「仮想通貨の観点で考えると、一般的に、彼らは悪い結末になるだろうと確信しています。」

バフェット氏は、仮想通貨の崩壊を予測しています。

「全ての仮想通貨の5年先の売る権利が買えるなら喜んで買います。しかし10セントすらもショートにすることは決してないでしょう」

と付け加えました。

さらにバフェット氏は、ビットコイン先物取引について否定的な立場を取っているわけではないことを強調し「理由はない」と述べました

「なぜ私は自分が知らないものの長短をとらなければならないのか」

「金曜日に11の授業があり、質問はビットコインになるだろう。しかし質問に対する回答を持っていない」

と発言しています。

ディモン氏のこれまでの発言

2017年9月に、ディモン氏は、ビットコインは「詐欺」「チューリップバブルよりもひどい」と発言し「誰かが殺されるだろう」と付け加えました。

ウォールストリートの銀行員は、仮想通貨を取引していると解雇すると脅され、そうしなければ「馬鹿だ」とまで言われました。

ディモン氏の発言撤回

ディモン氏は引き続き非信者ですがその姿勢は軟化させています。

今週の発言で明らかにしましたが、「詐欺」声明については「後悔している」と表明しています。

彼の発言は政府に対する影響を懸念したものであったと説明し、ビットコインを支えるブロックチェーン技術に関しては価値を認めています。

またICOを通した資金調達の新しい形態についても実証済であると認めています。

バフェット氏は、自身が理解できないものに対しては投資しない、という姿勢を持つ投資スタンスのためビットコイン騒動に対しても慎重な姿勢をとっているものと思われます。

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