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概要
Bitcoin Diamond (ビットコインダイヤモンド)は、Bitcoinブロック値495866でハードフォークし誕生した仮想通貨です。
Bitcoinの10倍多くコインが配布されている点が、Bitcoinと大きく異なる部分です。
特徴
名称 | BCD |
---|---|
発行日 | 2017年11月 |
供給量 | 210,000,000 |
分散合意 アルゴリズム | Proof of Work |
国内取扱 取引所 | なし |
分散合意アルゴリズム
Bitcoin Diamondは、Proof of Workという分散合意形成システムが採用されています。
アルゴリズムは、OPTIMIZED X13というGPUマイニングをベースに開発されており、Bitcoinなどで使用されているASICなどのマイニング専用機械は使うことができません。
国内取扱取引所
Bitcoin Diamondについては、一部の国内仮想通貨取引所でも取扱いがあります。
Bitcoinを保有
ブロック値495866時点でBitcoinを保有していたユーザは、「1BTC=10BCD」が付与されています。
BTCBOX
国内仮想通貨取引所では、取り扱いを表明しているのはBTCBOXだけのようです。
他にも増えましたら、随時更新していきます。
トピックス
Bitcoin Diamondについて、より詳しくみていきましょう。
Bitcoin Diamondとは
Bitcoin Diamondの大きな改善点として、上限枚数が210,000,000BCDに設定されているところが上げられます。
これはBitcoinの上限枚数21,000,000の10倍です。
またブロックサイズが8MBに設定されており、これはBitcoinCashと同じです。
Bitcoin Diamondの特徴
Bitcoin Diamondの特徴を見ていきましょう。
プライバシーの保護
ユーザーのプライバシーを保護するために金額と残高を暗号化します。
コストの削減
Bitcoinのような高い取引手数料は必要ありません。
参加費の削減
Bitcoinのような過剰価格では、市場にユーザーが参加するのは難しくなります。Bitcoin Diamondのは総配布枚数が多く、その分1BCD辺りの価格は低くなります。
それによりブロックチェーンの世界に多くの人々が参加するように促します。
Bitcoin Diamondのロードマップ
Bitcoin Diamondのロードマップを見ていきましょう。
2017年11月24日
ブロック値495866でハードフォーク
2017年12月下旬
メインネットアップデート
2018年第2四半期
メインチェーンの暗号化を完了
2019年第1四半期
BCDアプリケーションのエコロジーを構築
公式情報
ホワイトペーパー
Bitcoin Diamondの可能性
他のBitcoinハードフォークと比較した際に、Bitcoin Diamondは開発者が匿名という特徴があります。
しかし開発者報酬を設定していることから、無償のオープンソースプロジェクトというわけではなさそうです。
一部の仮想通貨取引所では取引されていることから、価値はついているのですが個人的にはこのような仮想通貨は、詐欺の一歩手前ではないかなという考えをもっています。