オンライン募金CharityStarsが仮想通貨での受付開始

オンライン募金オークションプラットフォームのCharityStarsは、プラットフォーム上にビットコインなどの暗号通貨での募金を受け入れる可能性があることを発表しました。

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仮想通貨募金の受入開始

すでにプラットフォーム上ではビットコインにして36,000ドル相当の入札を得ており、オークションの落札者に伝説的なサッカー選手のクリスティアーノ・ロナウドと出会う機会が与えられます。ここで集まった募金はForever Dream Foundationに寄付されます。Forever Dream Foundationは不遇な子供達や家族へチャンスを与え、スポーツやエンターテイメントの分野で彼らの夢を叶えることを目的にしている組織です。

CharityStarsのCEO、Francesco Nazari FusettiはCoinJournalにて資金調達の最前線ににいるように努めており、仮想通貨をプラットフォームを組み込むことは自然な動きだと話しました。

この機会は、CharityStarsが提携する慈善団体に資金を寄付する方法を変え、仮想通貨の世界にいる潜在的なドナーへ働きかけることを可能にします。人々が仮想通貨によって簡単に寄付できるようにすることは、非営利団体にとって大きな進歩だと信じています。

CharityStarsは2013年に設立され、Fusettiを含めた3名によって設立されました。今ではロンドン、ミラノにオフィスを構え、ロサンゼルスに本社を置いています。CharityStarsはグローバルネットワークを通じ、国際的な慈善団体やエンタメ業界との関係を築いています。CharityStarsのオークションではオンラインプラットフォームを通じて、魅力的な体験や商品をオークションで購入することが可能です。

これまでCharityStarsはユニセフ、セーブ・ザ・チルドレン、WWFなど450の事前団体を支援し、9百万ドル以上の資金を調達しています。このプラットフォームを通して、ロンドンファッションウィークのVivienne Westood、FCバルセロナホームゲームのLeo Messi、Giuseppe Ciprianiとのランチを楽しむこともできます。

ブロックチェーン技術も導入

募金者に仮想通貨で寄付する機会を提供することで、チャリティに新たな透明性が加わります。またFusetti氏によると、プラットフォームにブロックチェーン技術統合することができるとのことです。

取引を追跡するために分散台帳を使用し、資金を移転するための暗号通貨、スマート契約を使用することで献金が正しく行われ、より広義での透明性がもたらされるでしょう。

CharityStarsは、暗号通貨もしくは法定通貨を支払うことで、得難いユニークな経験や記憶に残る体験を提供します。

仮想通貨での募金をスタート後、CharityStarsは肯定的な反応を受け取っています。現在、寄付者は仮想通貨もしくはデジタル通貨のどちらかで入札することができます。

おわりに

チャリティのように資金の流れに透明性が必要な業界では、ブロックチェーンのトレーサビリティが最大限発揮できますね。今はビットコインとイーサリアムの支払いに対応しているようですが、今後は独自の仮想通貨プラットフォームが整備されていくかもしれません。

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